ここ半年ほどUbuntuに構築した開発環境で作業していたのですが、そろそろ落ち着いてきたので記事にしようと思います。
1. Ubuntuをインストール( VirtualBox編 )
2. Ubuntuをカスタマイズ
3. Apacheをインストール
4. PHPをインストール
5. データベースをインストール( MySQL編 )
6. データベースをインストール( Postgres編 )
7. Eclipseをインストール
8. Eclipseで便利なプラグイン
9. Xdebugを使ってみよう
10. VirtualBoxを使って不便だったこと
私の場合はMacのVirtualBoxを利用しています。
色々使ってみて最終的にこれに落ち着きました。
そんなの使わないと言う方は、次のVirtualBoxのインストールは
飛ばしてください。
VirtualBoxをインストール
まず、VirtualBoxなどにLinuxを入れて開発環境を作る場合は、Linuxの操作に慣れていないと大変です。連載の第10回で触れますが、結構不便なことも多いです。それなりに自己解決できる(諦められる)方でないとオススメできません。
VirtualBoxで開発環境を作るメリットはなんといってもメインのOSが汚れないことです。もし不要になれば簡単に消すこともできますし、他のPCへ引っ越しも簡単です。
これらのことを踏まえて検討してください。
では、VirtualBoxをインストールしてみましょう。
Downloads – VirtualBox
こちらのサイトから必要なファイルをダウンロードしてインストールしてください。
VirtualBoxの準備
まずはインストールディスクイメージをダウンロードしましょう。
Ubuntu – Japanease Team
現在バージョン9.0.4が最新になっています。
特に理由がなければ最新版をインストールすると良いと思います。
次にVirtualBoxを起動し、メニューから「新規」を選択してUbuntuをインストールします。
ホスト名とオペレーション・OSを選択します。
メモリを割り当てます。開発環境ということで多少奮発してあげましょう。
ハードディスクの設定です。何もなければ新規ハードディスクを選びます。
好みです。可変でいいと思います。
容量です。こちらも多少奮発してあげましょう。
以上で設定完了です。
VirtualBoxのメニューにUbuntuのアイコンが出来ていますので、選択して起動アイコンを押してください。インストール画面が表示されます。
ダウンロードしたインストールディスクのイメージファイルをデスクトップに移動し、最新の状態にすると一覧に表示されます。これを選択してインストールを開始してください。
これでUbuntuの読み込みが開始します。
もしVirtualBoxからフォーカスを外したい場合は、Commandボタンを押してください。(Mac)
Ubuntuのインストール
Ubuntuの読み込みが完了するとデスクトップが表示されます。
その中にインストールアイコンがありますので、これを実行します。
そのまま進みます。
そのまま進みます。
そのまま進みます。
そのまま進みます。
環境に合わせて書き換えてください。
これでUbuntuのインストールは完了です。
VirtualBox Guest Additionsをインストール
OS間でのカーソル移動や、解像度の自動調整などを吸収してくれるのがGuest Additionsです。最後にこちらをインストールしましょう。
[ VirtualBoxメニュー ] -> [ デバイス ] -> [ Guest Additionsのインストール ]を選択すると、Ubuntuにマウントされます。この状態で、以下のコマンドを入力するとインストールされます。
sudo sh /media/cdrom/VBoxLinuxAdditions-x86.run
これで再起動すると、カーソルのシームレスな移動や、解像度の自動調整などができます。
次回はUbuntuをインストールしたら、まずやっておきたい事をまとめてみようと思います。