ここまでモバイルSEOのことはたくさん書いてきました。
しかし、実際モバイルSEOを商品として提供していると「SEO」という枠では収まらない場合が多いです。
クライアントは、「モバイルSEOによって、売上の増加やアクセスアップ」を期待しています。
しかし、「SEO」という言葉には、そういった要素は含まれません。
「SEO」とは、単に指定のワードで検索結果の上位に表示するだけのものになります。
もちろん、単に順にを上げたいというクライアントもおられますが、最終的な目標はどんな場合も上記だと考えられます。
そこで考えるのが「SEM」という言葉です。
「SEM」という言葉には、下記の意味があります。
SEMとは、検索エンジンから自社サイトへ誘導して商品やサービスの購買につなげる マーケティング手法のことである。 検索エンジンにおける検索結果の上位にサイトが表示されるように最適化するSEOと、 GoogleアドワーズやOvertureスポンサードサーチなどのPPC広告を組み合わせる 比較的単純な作業を指す場合もあれば、サイトへ誘導したときに最初に辿り着かせるページや サイト内のユーザー導線まで考慮してサイトの構成を決めるような本格的な作業を指す場合もある。 引用:weblio辞書
つまり、SEOだけでなく、PPC広告なども組み合わせ、さらにはサイトの導線まで考えて、最終的な「売上の増加やアクセスアップ」の目標達成を目指すものを表します。
モバイルSEOとしてサービスを展開する場合でも、「クライアントの最終目標」をしっかりと意識し、上位表示だけでなく「SEM」の観点からモバイルSEOを行わなければ、モバイルSEO業界の未来は決して明るくないのではないでしょうか。