開発者が意識すべきこと
最近発売された、”六百万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス”という本を読んだ。
クックパッドは貫きたい本質を軸に、その本質を際立たせたいがためにユーザービリティにとことん拘ったサイト。
PCサイトとか携帯サイトとか関係なしに、WEBサービスを提供する者は全員、見習うべき内容が書かれている。
そりゃそうですよね。ここまでならできるだろうとか、これは説明をつけておいた方がいいかなとか。
そんなん全部開発者の主観ですもんね
自分だけのサイトであればそれで全然問題ないでしょうが、サービスとして提供する以上、
「ある程度のことは分かるだろう」とかそういう思考を一切排除しなければいけない。
できないものとして考える方が、できることもたくさんあるさ。
それにとことんとことん拘り抜くことで、開けた道があったサービス、それが「クックパッド」。
携帯サイトは余計に意識しないといけないんじゃなかろうか
そんなこんなを考えると、携帯サイトってそこをもっと意識せなあかん。
PC以上に打ちにくいですし、めんどくさいです。
でも反比例するかのごとく、PC以上に利用されています。
余計に重要性が際立ちますよね。
もうサイトに来たら何もせんでいいよと。
ゆっくり風呂に浸かっててくれたら欲しいもん全部持ってきまっせと。
そんなサイトを作ればいいんや。
サイトを構成する一つ一つの部品を再考し、
おまえは何のために存在してるんや?
お前は本当に必要か?
そういうことを自問しながら作っていく。
昔なんかで読んだVistaとMacの違いみたいなところにも繋がった。
いつでも何でもできる必要はない、必要な状況ですばやくそれができることが重要。
これからの時代はそういうものの需要が格段に増えていくでしょう。
まさに「禅」ですね。
一回そんなサイトを作ってみよう。