実践モバイルSEO講座2|モバイルSEOのとりあえずこれだけはやって欲しい8つのTIPS

By fukumoto - 09/04/10 - このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをFC2ブックマークに追加

実践モバイルSEO講座ということで、早くも第2弾です。
前回は「携帯サイトとして検索エンジンに認識させるための8つのTIPS」を紹介しました。
第2弾の今回も今まで紹介してきたことのまとめ的内容です。
 

今までの記事を読み直さなくてもいいので楽ですね
 

モバイルSEOを施策するのであれば、最低限これはやりましょうよ、という内容です。
ちなみに前回はモバイルSEO以前のお話でしたね。
携帯サイトとして認識されなければまず何も始まりませんので。
前回の記事を読んでから、今回の記事を読むとより効果的です。
考えやすく今回もTIPSとして端的にまとめますね。
 

1.モバイルSEOで一番重要なこと

これは前回の記事まるまるそのままですね。
それはまずモバイルサイトとして認識されること。
どうしたら認識されるよになるのかをすべて詰め込みましたので、
まだ対策が終わっていない方は、そちらをまず一度ご覧下さい。
中でも注意して頂きたいのが、前回の記事の8つ目のTIPS、「robots.txtへの記述」というところですね。
robots.txtがどうこうではなく、モバイルクローラーがちゃんと携帯サイトに来ていますか、ということ。
モバイルSEOを始める前にまずそれを確認してください。
 

Googleの場合は、
Googlebot-Mobile

Yahooの場合は、
Y!J-SRD/1.0
Y!J-MBS/1.0

 

この文字列がちゃんと訪問してきたユーザーエージェントに含まれているかを確認するということです。
一番重要です。ちゃんと来ていましたか?
 

2.検索エンジンに認識されているか簡単に確かめる

上でちゃんとモバイルクローラーが来ている場合、
時間はかかっても徐々にインデックス化が進んでいくと思います。
となれば次はインデックスされてるかを確かめる方法を紹介します。
知ってる人もたくさんいるかもしれません。
 

site:[あなたのドメイン]を使います
 

モバイル用の検索窓に、「site:www.plusmb.jp」のように打ち込んで検索して下さい。
あなたのサイトは出てきましたか?
Googleモバイルはちょっとしか出てきませんが、気にしないで下さい。
そういうつくりなので仕方ありません。
気になるページがあるのであれば、そのページのURLを全部入れれば出てきます。
 

何も出てこなかった人いますか?
 

クローラーが巡回していない可能性があります。
もしかするとペナルティを受けている可能性も考えられます。
その大量に貼りまくっている外部リンクが原因かもしれません。
最近そういうの多いですから。
 

3.動的URLは使わない

動的URLは使わない方がいいです。理由は2つあります。
一つは、Googleのガイドラインに書いてあったから。
パラメータが大量にズラーっと並んだURLを嫌うそうです。
たぶんYahooも当たらずしも遠からずではないでしょうか。
(X)HTMLしか使っていない人には、そこまで関係がないことかもしれませんが、
覚えていて下さい。
 

URLは静的に!
 

具体的には、セッションIDや先ほども出た動的URLのパラメータをURLの末尾にくっつける行為をいいます。
これをすることによって、同じページでもURLが毎回変わったりして、
クローラーがインデックス化する時にややこしくなります。
先ほどのsite:URLを使って検索して、
パラメータやセッションIDが付いたURLが載っている場合は要注意です。
 

セッションIDの設定の変更方法は、今回この記事では割愛しますが、
幸い、当サイトの別記事で紹介されているのでリンクを貼っておきます。
 

セッションの設定変更(前編)
セッションの設定変更(後編)
 

パラメータ付与の問題は一番良いのは、
リライトエンジンでURLを書き換えることです。
パラメータが全部ディレクトリ構成のような状態になりますので、ベストです。
それができない場合、動的URLの必要最低限のパラメータだけ残して、
できる限り短くすることを考えましょう。
 

4.やっぱり<title>タグですね

SEOと言えば真っ先にでてくる<title>タグ。
モバイルSEOでもやっぱり重要です。これをちょちょいと変えるだけで50位くらい一気に上がったりします。
では、<title>タグの中で何をすればいいのか、
ターゲットキーワードを埋め込むということは書くまでもないでしょうが、
 

ターゲットのキーワードはなるべく左に配置する
ページごとにユニークな内容にする
自然な文章でターゲットキーワードを盛り込む
 

この2つが重要です
 

いえ本当に重要です
 

これをするだけで遥か彼方にいたサイトが見える位置くらいには来ます。
成果を保証することはありませんが、経験則では来てます。
お試し下さい。
 

5.<meta>タグモバイルSEO的には重要?

<meta>タグってもろSEO的な要素を書き込めるタグなんですが、
そんなもろSEO的なことをやってあがって来たらSEOは簡単なわけで、そう甘い世界ではありません。
極論すべてがそうなんですが、特にここにはユーザーに向けた分かりやすい説明をまとめて書いてあげましょう。
descriptionに変なキーワードを詰め込むようなことをやってると、
サイトの変なところから取ってきた文字をサイトの説明として、
検索結果の表示ページに出力されるので、それはやめて下さい。
簡潔に短くまとめてあるのがベストです。keywordもあまり書かなくていいです。3つくらいかな。
1位のサイトとか見ても、そんなに書いていないところが多いです。
 

6.リンクが重要

SEOって言ったら、外部リンク外部リンクと必死になる人がいますが、
実際内部対策だけでもちゃんとしてればそれなりに上げることは可能で、
今の時代、下手に質より量で勝負する外部対策をするとペナルティを受けかねません。
そういうサイト見てきました。ここでいうリンクとは内部リンクです。
 

内部にリンクを張り巡らせましょう。
特にトップページのリンクが多いのはいいですねー。
クローラーはそんなサイトを見るとウハウハです。
いえ知りませんけどね。勝手なイメージです僕の。
そうしたことで上がって来たサイトも結構ありますし。
次にアンカーテキストを書く上で注意して頂きたいのが、
 

<a>タグの中にはリンク先のページのキーワードを埋め込む
 

ということを忘れないで下さい。
「詳細はこちら」とか僕もよくやってましたが、
そうじゃない、とある時自分に言い聞かせました。
詳細はこちらなんですが、具体的に書いてやれよって話です。
クローラーとユーザーに遷移先のページの内容を予め教えてあげるのです。
あっパンくずもつけましょうね。
 

ホゲホゲ > ホゲホゲについて > ホゲホゲの出身地
 

みたいなやつです。これで今まで来たページのリンクを貼ることによって、
一方通行でクローラー行き止まりというのを防げます。
 

あと、前回も書きましたが階層はなるべく浅くしましょうね。
浅く広くが大原則ですね。違うという人もいるかもしれません。
でも僕はそう思います。1ページ1ページを広く持ち、階層を浅くする。
それがいいと思います。信じてくれる人はそうして下さい。
実験した結果、ことモバイルSEOに関してはそれが良いと判断しました。
 

外部リンクも重要ですけど、あえて今回は外しています。
 

7.テキスト量が重要

これも普通のSEOを知ってる人には当然のことですが、
モバイルSEOでもやっぱりテキスト量が重要です。
自然にキーワードを盛り込んだテキスト書きましょう。
ここでも前回の記事を参考にして頂きたいのですが、
テキストを書く時は、携帯サイトだということを意識して下さいね。
 

半角にできるものは半角で書く!
フォントは小さめに!
 

などなどです。それをするだけで、ものすごく携帯サイトっぽくなりますから。
 

8.サイトマップの登録

これも前回書きました。前回は携帯サイトとして認識されるために書きましたが、
それがモバイルSEOにも使えます。サイトマップを作って設置するだけで、
検索エンジンが知らなかったURLをこちらから送信することができ、
インデックス化を促すことができるのです。これはやっておいて損はないでしょう。
 

以上8つ、長々と書いてきましたが、
まずモバイルSEOと言ったら最低限これは押さえておいて下さいね。
最後に、今回カテゴリ登録のことには触れていませんが、カテゴリ登録することも重要です。
なぜ外したかというと、色んなSEOの本や情報を調べていると、
外部リンクとかカテゴリ登録ことはいっぱい書かれています。
もし詳しく知りたいなら、そちらをご覧下さい。このサイトでも紹介しています。
僕自身、実際に簡単にできる内部モバイルSEO対策の情報だけを知りたかったので、
他にも知りたい人がいるかなと思い、今回はそういう風に書きました。
 
 
連載記事一覧:
「実践モバイルSEO講座|携帯サイトとして検索エンジンに認識させるための8つのTIPS」
「実践モバイルSEO講座3|自分で出来る最も効果的なたった1つの外部対策」