こんにちは荒木です。
前回の私のブログ「特選!!オススメモバイル解析ツール」で最後に「PDCA」という単語がでてきましたが、皆様「PDCA」という単語はご存知でしょうか?
PDCAとは販売活動や経営、運営などの品質を高める一つの手法で、
このサイクルを繰り返し行うことで、継続的に改善を行い、
質の高いサイクルを回すことが可能となります。
PDCAとはサイクルを回すための行動の要素の頭文字をとったもので、
「P」→ Plan
「Do」→ Do
「C」→ Check
「A」→ Action
となります。
とその前に、
PDCAサイクルという単語は聞いた事があるという方も多いかと思いますが、
このサイクルを回す大前提として、もうひとつ大きな「P」がある事を忘れてはなりません。
大前提となる「P」、それは「Purpose(目的)」です。
この目的がないと何のためにサイクルを回すのか、その意味すらわからなくなってしまいます。
ですので、今回はPPDCAについてWEBサイト改善のためにどういった施策が考えられるのか、
確認させていただきます。
「Purpose(目的)」
ここでいう目的は単に「自社の商品の販売」や「○○のプロモーション」や、
「自社の宣伝と○○のプロモーションと・・・」などいったあいまいなものではありません。
ここであいまいな目的設定を行ってしまうと、
ユーザーにとっては意図のわからないサイトになってしまいます。
ここでは必ず「何を」「誰に」「どうしたい」のかハッキリ設定するようにして下さい。
「Plan(計画)」
目的を明確にした後は、その目的を達成するために何を行うのか?という企画や計画を立てます。
WEBサイトでは「どこのページが」「どういった役割を果たし」「どこに誘導するのか」
そのために、テーマやキーワードなども考えていきます。
きちんと計画を行う事で、この後の「Check」も行いやすく、効率良く運営する事が可能になります。
ですので、ここではユーザビリティなども含めてしっかり計画して下さい。
「Do(実行)」
ここでは先の計画に沿って、実際の制作に入ります。
デザインやコーディングルールなどもそうですが、
より多くに人に見てもらい、目的を達成するための施策も忘れてはいけません。
そのためには検索サイトへの登録なども重要なファクターの一つです。
「Check(確認)」
ここではユーザーのアクセス数や動きなどの状況を確認します。
以前にご紹介させていただいたアクセス解析などがここで大いに役に立ちます。
アクセス解析を行えば、
「どのようなキーワードで?」「どのページが一番見られている?」など状況がわかるので、
今後の改善策を考える事が可能となります。
「Action(改善)」
Checkで見えてきた新たな課題を元に、改善策を検討します。
アクセス解析を見て、そこで止まるのではなく、
今後どういていくかという事を考える事により、より質の高いWEBサイトに変えていくことが可能です。
チラシなどの媒体と違い、WEBはユーザーの動きや結果を容易に確認する事ができます。
また、どんどん変化を加えて、新しく、質の高いものへと成長させる事も可能な媒体です。
皆様も是非このサイクルを一度実践していただければと思います。