こんにちは荒木です。
皆さんアクセス解析ってご存知ですか?
自分のサイトにどんな人か何時にどこからどんなキーワードで検索して、
どんなブラウザで見てるかを調べられるのが一般的にアクセス解析です。
以前からアクセス解析自体は存在したものの、
2005年にgoogleがgoogleanaliticsを出した後から急激に伸びた感があり、
以降、いろんなところで耳にするようになったアクセス解析。
実際に使えるようになると、そこからいろんな施策が施せますし、
PDCAをまわす一つの指標となる事は間違いないでしょう。
昨今、WEB解析士なる資格もできて、
これからもまだまだ発展を予感させる分野でもあります。
一口にアクセス解析ツールと言ってもいろいろありますし、
モバイルとPCでは取得できる情報も違うので、
今回はモバイル、PC問わずどんな手法で解析を行うのかを紹介してみたいと思います!!
【サーバーログファイル型】
こちらの最大の特徴は何と言っても過去のデータを見れる事でしょう。
他のツールが導入以降のデータしか見れないのに対し、こちらは
過去のログファイルがサーバーに残っている限り遡ってデータの取得が可能です。
過去の状態と現状を比べやすいので、現状分析にはうってつけでしょう。
ですが、リアルタイム性に欠けるという面と、
仮にレンタルサーバーなどで行おうとした場合は、
ログファイルに自由にアクセスできない場合などもあるため、
仕様の確認と注意が必要です。
【ウェブビーコン型】
先述のgoogleanalyticsなどがこのタイプです。
最近では一番一般的な解析の手法でもあります。
こちらはHTMLのファイルにJavaScriptなどのタグを貼り付けるだけなので、
設置が容易である事も大きな特徴です。
ページがブラウジングされる度に解析データをサーバーに送信するので、
サーバーログファイル型では不可能だったリアルタイム解析を行う事が可能です。
また複数のドメインを利用している場合でも解析を行えるのも特徴です。
デメリットとしてはユーザーがJavaScriptをオフにしていると情報の取得が行えない。
や、ページを読み込んでいる途中に「×」を押したり、他のページに遷移してしまうと
情報が取得できないという点があります。
【パケットキャプチャ型】
実際のネットワーク上に流れているトラフィックからパケットを取得し、
必要な情報を採取するという方式です。
リアルタイムに解析を行う事が可能なのが大きな特徴ですが、
ホスティングでは難しく、
自社で解析マシンやネットワークを監視するパケットキャプチャのマシンを必要とされるため、
手軽に利用できるという点では劣ってしまいますね。
いかがでしたでしょうか。
今回はどんな種類のアクセス解析があるのかをご紹介いたしました。
次回はモバイルにおすすめの解析ツールを紹介しようと思います。