URLだけでサイトの評価が分かる方法まとめ

By fukumoto - 10/04/05 - このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをFC2ブックマークに追加

サイトの評価を行えるサイトやコマンドのまとめです

こんにちは、どうも福本です。
今日は前回に引き続きSEOに関連する内容です。サイトを作ってしばらく経つのに全然順位が上がってこないなぁという時に、とりあえず今自分のサイトが現状どんな状態か調べてみたいものです。そんな時に役立つサイトやコマンドがあったらいいなぁということで、SEOの観点で簡単にサイトの評価を行えるサイトやコマンドをまとめてご紹介致します。
 

サイトのトータル評価

これらのサイトはアクセスするだけで、色んな側面からサイトの評価を一通りしてくれるサイトです。使い方によってはSEOにおいてキラーツールにもなり得ます。それくらい便利なので是非活用しましょう。
 
SEOTOOLS
http://www.seotools.jp/
 
こちらではURLを入力するだけでサイトの総合評価をしてもらえます。ページランク、被リンク数のみならず、キーワード分析からトラフィック、ドメイン年齢まで至れり尽くせりな内容です。
 
 
alexa
http://www.alexa.com
 
こちらはSEOTOOLSの中にも項目がありますが、トラッフィクやサイトのキーワード分析をもう少し掘り下げて行うことが出来ます。例えば、今からサイトのSEOをしようと考えた時に、どのワードで上げればPVが増えるのか知りたい時に、競合他社のサイトのURLをここで調べてみれば良いでしょう。どれくらいのトラフィックがあり、このジャンルのサイトではどのワードが一番到達率が良いかなどすべてわかります。
 
 
aguse.jp
http://www.aguse.jp/
 
上記2つのサイトは、基本的にはそのサイトのステータスといいいますか、どちらかというと長所を探すサイトでしたが、このサイトではサイトの悪質性などの短所も探してくれます。例えば外部リンクを依頼したサイトがブラックリストに載っていたら道連れで地獄行きです。そういう依頼を出す前にはまずこちらでチェックしてからの方がいいでしょう。
 
 
Google AdWords :キーワードツール
https://adwords.google.co.jp/select/KeywordToolExternal
 
このサイトはGoogle広告用のキーワードツールですが、これから自分のサイトに設定しようとしているキーワードのボリューム数を調べたり、自分のサイトの中のキーワードからコンテンツ内容を調べることが出来ます。ここでがぶれていると何も始まりませんので、しっかりと調査を行いたいところです。ターゲット検索エンジンに表示されるリアルな情報なので、是非とも有効活用したいところですね。
 
 
サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」
http://www.sitemapxml.jp/
 
今まで紹介してきたサイトの評価をしてくれるサイトとは異なりますが、URLを入力するだけでXMLでサイトのサイトマップを作ってくれます。最近サイトの運営者でも意外にサイトマップのことを知らない人が多いことが分かったので、もし検索エンジン向けのサイトマップをまだ作っておられない場合はこちらでどうぞ。すごく簡単に作れます。携帯サイトにも対応していますので至れり尽くせりです。たまにlastmodが取得できないままサイトマップが完成している場合がありますので、出来上がったサイトマップを確認してその中のURLごとの項目に、

<lastmod>2010-03-31T15:13:05+09:00</lastmod>

のような更新日を意味するコードが入っていなければ、このタグの中に更新日を入力しXMLファイルに追加してからアップしましょう。lastmodの時間のフォーマットは、ISO 8601 日付。PHPでいうところの date(‘c’) ですね。
 

サイト調査コマンド

ここまでご紹介してきましたサイトは、そのサイト1つだけですべての情報が詰まっていました。言わばオールラウンドプレーヤーです。ここからご紹介致しますのは、そのオールラウンドプレイヤーサイトの中の一つの項目を調べる為に使われているコマンドです。例えばこれだけ知りたいのに、いちいち全部を評価してもらう時間がもったいないとかいう時に便利です。サクッと単体で調べることが出来ますので。
 
site:調べたいURL
このコマンドを検索エンジンの検索フォームに打ち込むと、その打ち込んだドメインに属するサイトが、その検索エンジンにどれだけインデックス登録されているかがわかります。検索結果の上部に表示されている件数がそれに当たります。
 
 
link:調べたいURL
このlinkコマンドも上記siteコマンドと同じ様に検索エンジンの検索フォームに打ち込むと、その打ち込んだドメインに付いている外部リンクの数がわかります。これも検索結果の上部に表示されている件数がそれに当たります。
 
 
調べたいワード inurl:調べたいURL
このinurlコマンドは、調べたいURLの中に調べたいワードが含まれるかを調べるコマンドです。上位表示させたいキーワードが、ちゃんとそのキーワードとして検索エンジンに認識されているのかが確実に分かります。例えば、「大阪城天守閣」で上位表示させたくて、サイトに「大阪城天守閣」とキーワードを盛り込んでいるとします。その状態でこのコマンドを使って「大阪城天守閣」を調べると、当然「大阪城天守閣」で1ページありますと出てきます。これは思惑通りですね。でも「天守閣」で検索されてもそれはひっかかってきませんよということです。「大阪城天守閣」で一つのキーワードとして認識されているからです。大は小を兼ねると、「天守閣」もひっかからせたい場合は、「天守閣」というワード単体でも登録しないといけないと言うことです。まぁこれはあくまで分かりやすく説明する為の一例ですので、実際には「大阪城天守閣」で「天守閣」単体でもひっかかてくる可能性はあるかもしれませんが、中にはそういうキーワードもありますよってことです。なので必要なキーワードはそれぞれサイトに盛り込みましょうということですね。そういうことを調べられるコマンドです。
 
 
whois 調べたいドメイン
whoisコマンドはUNIX系環境であれば簡単に使えます。コマンドラインでwhois [調べたいドメイン]を入力するだけで、一瞬でドメイン情報を得ることが出来ます。例えばドメインの作成日をみることによってドメイン年齢なども簡単にわかりますね。
 
 
以上、9つのお役立ちサイトやお役立ちコマンドをご紹介致しました。
これら以外にも、まだまだ色々あると思います。少なくとも今回ご紹介致しました分は簡単に使えて便利なものばかりですので、サイトを作られた時には是非ご活用下さい。