ほとんど情報がない外部リンクの集め方まとめ

By fukumoto - 10/03/23 - このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをFC2ブックマークに追加

一般的な外部リンクの調達法

こんにちは、どうも福本です。
えー今日はですね、ちょっと前にホットエントリーに上がっていた、「有料リンク販売業者がリンクを調達する10の方法」という記事を読んで、その10の方法の中でもさらに「最近の業者がよく使うもの」に焦点を当てて、その調達法をまとめます。
 
SEOをサービスとして受けている以上その辺りをよく調査したりするのですが、外部リンクとして業者が行う方法の最も主流と思われるのが、ずばり4番5番の方法です。5番の方法には4番も含んでいますので、正確には5番でしょうね。ではなぜ5番の方法が良いのか?とりあえず4番5番を後回しにして、1つずつ上記のエントリーに書かれている調達方法をを見ていきますと、
 
1.FFAリンクサイトに登録しまくる
2.ゲストブックやコメント欄に投稿する
3.国内外の無料スペースを使用する
 
この3つだけを外部施策として行っているところは少ないのではないでしょうか。上記サイトにも書かれていますが、これを外部リンクサービスとしてやっているところは料金が格安で施策してもらえるでしょうが、効果の方はさして高くないと思います。
 
6.リンクネットワーク構築ツールを使用する
これも一度どんなものか試したことはありますが、「効果が出た」とはっきり分かる結果はなかったです。発リンクを含むソースをダウンロードして設置するのですが、そのソースをサイトにアップロードするというこは、外部リンクが欲しいからそれをするわけで、逆に言うとその程度の価値しかないサイトにアップロードされているということですね。効果低。
 
7.リンクウエアのコードに有料リンクを含める
ブログパーツとかに突っ込む系ですね。これはテキストリンクだと効果があるのですが、下の方にこっそりついてる画像リンクだと、単純な関連性のないリンクとして認識はされますがSEO的にはほぼ意味がありません。となるとテキストリンクを貼るしかないのですが、ベタ書きで突っ込むとあとで修正がきかないので、外部リンクサービスとしては失敗ですね。契約が終わった顧客サイトのリンクを外す方法がないからです。もったいないですね、そのリンクが。
ではテキストリンクを動的に変える方法はどうでしょうか。テキストリンクを自サバのDBからAjaxで引っ張って来て、動的に宿主サイトに表示させることも可能ですが、現在クローラーは同一ファイル内に書かれたJavaScriptしか読み込まないという話がありますし、もとよりYahooはダメなので、それをしたところで恐ろしい長さのブログパーツコードになりますね。誰が使いますかそんなもん。やはり効果があるテキストリンクをしたければベタ書きするしかないですね。むしろそれらすべてのリンクをそのブログパーツなりの配布サイトに集めて、そのサイトから顧客サイトに外部リンクを貼る方が効果があります。ただそのサイト自体の評価があがるまでに時間がかかり過ぎますね。そんなに主流ではななくなってきているのかもしれません。
 
8.第三者のサイトから買い付けたリンク枠を転売する
この方法はお金がある業者がやりそうな方法ですね。直接買い付けた枠にリンクを貼ることができますので、更新頻度の高いサイトの枠を購入すれば、自動更新されるサイトに自然なテキストを貼ることが可能になり、数があればそれなりに効果があります。ただ、この方法を用いている業者はそんなに多くないと思うので、この方法が主流かというとそうではないでしょう。
 
9.自社運営のCGMサイトに有料リンクを設置する
まぁそういうところも見かけますね。ただ書かれている様にリソースとコストが必要です。たとえリソースがあってもメインではなくサブ的方法だと思います。これも主流ではないでしょう。
 
10.複数の人気サイトを自社運営する
この方法に関しては、人気サイトになったからここをSEOの有料リンクにしようという流れでしょうね。なので逆ですね。外部リンクをつけるために人気サイトを作ろうといってできるものでもありませんので、業者が使う手段としてはコストがかかりすぎるので主流とは思えません。
 
以上、いかがでしょうか。上記の様な方法も当然すべて存在します。しかし、中堅レベルというかGoogleでSEOと検索して出てくる細々とした業者が使う外部リンク調達法は、主に以下の方法だと思います。

最もよく使われる調達方法

4.オールドドメインのトップページを使用する
これは効果があります。過去にある程度インデックスもあり使い古されたドメインは、何十年も寝かされたワインのように無条件に信頼を得ています。なので未来のオールドドメインを育てるために、ヤングドメインを大量に取得し、それに適当なサイトを割り振り育てています。ちなみにこの育てる過程においてのサイトも発リンク用のサイトとして使われています。ただそれだけで使うのではなく、下記5番との合わせ技で使われます。
 
5.発リンク用のサイトをオールドドメイン上に構築する
Cクラス以上のIP分散サーバーを格安で借りてきて、4番でも書きましたがドメインを大量取得します。そして各ドメインを分散サーバーの各IPに割当てて、そのドメイン以下にはジャンルごとの大して内容のない様なサイトを設置し、そのサイトのフッター部分にでも顧客のリンクを貼付けます。これでドメインが若い間も、IPが全部違う別サイトからの大量のリンクとして最低限の評価を得ることが出来、時間が経てばドメイン達が年をとってすべてがオールドドメインに変わっていきます。そうなった時にそのドメインを売るも良し、そこに引き続き外部リンクを貼るも良しで色んな使い方が出来ると思います。
 
本当に最近はこの方法をよく見かけます。さらに意外ですがこんな単純な方法で結構上位に上がってくるんです。どこぞのジャンルも定まっていないサイトからの無駄な画像リンクを何万つけられるよりも、一応ジャンルが決まった関連サイトからの数百数十のテキストリンクの効果では天と地ほど差が出ます。それらを踏まえまして、もし何か外部リンクが必要な時に業者を選ぶ際には以上のことを参考にして頂ければと思います。
 
今回は業者が行う外部リンクの調達法の「今」をお伝えしました。