前回のMySQLに続きましてPostgreSQLをインストールしてみましょう。
前回同様、勉強の参考になりそうな記事を合わせてご紹介します。
PostgreSQLをインストール
インストール&設定の際はrootになって設定してください。
$apt-get install postgresql
これでインストール完了です。
次にpostgresというLinuxユーザーが自動で作成されているので、これにパスワードを設定します。
$passwd postgres
ここで設定したPostgreSQLのパスワードを利用して、posgresユーザーになり、template1に接続しPostgreSQLのpostgresユーザーのパスワードを設定します。
(ちょっと表現が難しいかもしれませんね)
$su - postgres $psql template1 template1=# alter user postgres with password ‘パスワード’;
PHPで利用するには
PostgreSQLをPHPから利用するにはモジュールをインストールする必要があります。こちらもパッケージが用意されていますので、とても簡単です。
$apt-get install php5-pgsql
ユーザー作成からデータベース作成まで
• PostgreSQLユーザーを新規作成
$su - postgres $createuser -AdPE ユーザー名 Enter password for new role: Enter it againt: Shall the new role be allowed to create more new roles? (y/n) n $exit
• データベースを新規作成
$su - postgres $createdb -O ユーザー名 データベース名 $exit
-Oオプションはデータベースを管理するユーザーを指定します。ここでは先ほど作ったPostgreSQLユーザーを指します。
• 接続テスト
$psql -U ユーザー名 データベース名
-Uオプションは接続ユーザーを指します。
もし、Linuxユーザー名とPostgreSQLユーザー名が同じであれば、psqlのみでコマンド実行すると、ユーザー名、データベース名にLinuxユーザー名が入ります。
参考になるエントリまとめ
PostgreSQL日本語ドキュメント
勉強を始めたい人はまずはマニュアルから読んでおきましょう。
ホーム — Let’s Postgres
公式サイトです。こちらで比較的ライトな記事が更新されておりますので、私は読み物として定期的に拝見しています。
PostgreSQL:チューニング勘所 – Y-110’s Wiki
PostgreSQLのチューニングに関する良記事です。データベースを利用する上では避けては通れない箇所ですので、是非。
空気を読まずにPostgreSQLのを高速化する10のポイント – 象と戯れ – postgresqlグループ
こちらもチューニング関する記事で、高速化する為のポイントになる箇所をピックアップされています。
[PostgreSQLウォッチ]第2回 相次いでリリースされたGUI管理ツールを解説する – オープンソース:ITpro
PostgreSQLの管理ツールです。特にphpPgAdminは簡単にデータベースを触ることが出来るのでオススメです。負担に思った事はありませんが、やはりMySQLにくらべると少ないですね。
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