ショッピングカートや会員の月額課金を行いたいなど
プログラムにクレジットカード決済の導入を行いたい場合があります。
今回は導入の手順を紹介したいと思います
1. まずはプログラムを制作
クレジットカード決済会社に申し込むには
プログラムにエラーがないか、公的秩序に反していないか審査があります。
実際の決済ページを見て審査されるので
先に代行会社を決めておきたいところですが
プログラムの制作を先に行なう必要があります。
2. クレジット決済代行会社を選ぶ・申し込み
プログラムを実際に作った後には、審査があります。
クレジットカード決済を行なうには「決済代行会社」との契約が必要です。
決済代行会社は数多くあります。
drk7.jp -『安くて契約が簡易なクレジットカード決済サービス一覧』
選択するポイントは以下になります。
・初期費用 ・月額費用 ・売上に対する手数料 ・与信料・処理料(小額課金だと数十円でも結構痛いです) ・対応カード会社 ・決済APIが提供されているか
各決済代行サイトには料金が書かれていますが、
ぶっちゃけクレジット決済が行なわれる売上の予想で金額かなり変わってきます。
複数社問い合わせて見ると良いでしょう。
あと、作る側からすると結構重要なのは「決済APIモジュールが提供されているか」です。
決済会社にデータを渡す方法は「モジュールタイプ」と「リンクタイプ」の2種類あります。
ペイジェント - 『モジュールタイプ』 ペイジェント - 『リンクタイプ』
リンクタイプの場合、自社の注文フォームの入力が終わった後に
決済代行会社のページに遷移させる必要があります。
よくあるのが自社の注文フォームまで入力完了して、
決済代行会社のページに移動したところでページを閉じてしまうケース。
この場合、自社のサイトでは注文扱いになっているのに実際の決済は行なわれていません。
モジュールタイプでリアルタイムに与信・決済の情報を自社サイト側でも受け取れれば、
・ページを遷移させる事によるデザインの格好悪さ ・注文情報の差異
を防ぐ事が出来ます。
3.審査
上でも書きましたが審査内容は大きく3点になります。
・プログラムにエラーがないか (モジュールタイプの場合、注文フォームにはSSLの導入が必要になる事が多いです) ・公的秩序に反していないか ・特定商取引の表示がされているか
4.テスト
審査が通ればテストアカウントが発行されます。
実際にクレジットカード番号を入力して、決済代行会社側にデータが正しく渡るかのテストを行ないます。
5.導入
テストが済めば、ようやくクレジットカード決済の導入が完了です。
導入に掛かる期間
申し込みから審査、モジュールの接続、サイト表記の修正、テストなどを考えると
初めての場合、申し込みから開通まで最低2ヶ月は見ておいた方が良いでしょう。
最近では審査を迅速に行ってくれる代行会社も現れてきており、慣れてくれば1ヶ月も可能です。