最近、クライアントの要望も多様化しており、中には「順位を下げて欲しい」という問い合わせもあったりします。
要は、見られてはまずいURLが上に上がってきている場合に、そのサイトの順位をできるだけ下げたいということですね。
順位を下げるだけでなく、検索結果自体から排除してしまうというのも一つです。
逆SEOの手法として、下記のようなものが挙げられます。
1.クローラーの動きを制限する。
各ページのmetaタグに
meta name="robots" content="noindex,nofollow"
と書くことで、インデックスやリンク先閲覧を拒否する事が出来ます。
また、以前も書きましたが、robots.txtファイルに下記のように記載すれば、クローラーのアクセスを拒否する事が出来ます。
User-agent: * Disallow: /
2.内部チューニングにて、サイト内容を非最適化する。
こちらは、通常のSEOで散々行っていることと逆のことを行います。
そのワードには相応しくない内容に修正するということになります。
例えば、TITLEタグにキーワードを入れないとか、いっその事テキスト部分を全て画像に置き換えてしまうなどが考えられます。
3.外部チューニングで被リンクを操作し、調整する。
この場合、自分で制御できる被リンクであれば、全て解除してやればいいでしょう。
そうでないリンク、自然に増えたリンクについては、ウェブマスターツールからスパム報告を行うことで解除できる場合がありますが、全てが可能というわけではありません。
逆に、評価の悪いサイトばかりから大量にリンクを貼る方法もあります。
4.指定のワードで検索結果に表示されるページを量産し、下げたいサイトより上に表示させることで順位を調整する。
これはそのままですが、そのワードで上位に表示されるサイトを大量に作成し、該当のサイトを下に下げる手法です。
該当のサイトより上位に表示されるサイトを作ることが比較的容易なら、この方法も有効です。