BingとYSTのSEO的観測
先日MicrosoftとYahooの提携の発表がありましたね。
今すぐにということではないようですが、
ゆくゆくはBingの検索エンジンに統一されるだろうということが書かれてありました。
ということは、今後はSEO的に「Bing」の解析を行う必要がありますが、
そう焦らなくても大丈夫でしょう。少なくとも今までやっていたSEO対策が無駄になることはありません。
基本的な検索エンジンに向けて最適化されたページなら、
大体どの検索エンジンも評価するポイントはそこまで違わないが現実です。
ですから、Bing用にとサイトを分けてまでSEOしようとするのは、
何のためのサイトかを考えると全くもってナンセンスです。
今までGoogleやYahooで上位表示させるために施してきた策は無駄ではありませんので、
まずは今回の発表を受けて行うこと、それは今まで通りサイトのコンテンツを増やすことそれだけです。
とは言いましても、大きく検索エンジンが変わる可能性があるので、
内部的な要因はそれで今まで通りで良しとしても、
外的要因(ここではツール関連への登録など)だけは知っておいても損はないでしょう。
そこで、BingのSEOに役立ちそうなエントリーを簡単にまとめてみました。
BingのSEOに役立つであろうエントリー
あまり「BingのSEOではこれをすればいいのだ!」的なエントリーはこの段階では良くないと思いますので。
基本的なBingのガイドラインや、Bingが提供しているツールの紹介をします。
まずはBingのガイドラインをまとめられている方のエントリー。
これは最低限の知識を得るのに役立ちますね。ありがとうございます。
とりあえずBingのSEOの為にガイドラインを見てみた – かちびと.net
このガイドラインを見ると、Yahooの人的要因のある検索エンジンの仕様から、
Googleのような人的要因のない検索エンジンへと仕様が変わるみたいですね。
もしBingで統一された場合は、Yahooカテゴリとかサイトエクスプローラーはどうなるんでしょう。
ちょっと脱線しますが、今のGoogleって内部要因で言うと、
上の話とは反対にYahooよりに仕様が変わってきています。
今までバックリンクのアンカーテキストにウェイトを置いていたのが、
Yahooのように同一テーマのサイトからのリンクにウェイトを置いたみたいです。
それが前々回のエントリーのLSIに関わるところですね。
これらの事柄をもの凄く単純にまとめると、
今の検索エンジンは、人がいらないくらいものすごく頭が良くなったということですね。
では本題に戻ります。
次に、やはりBingでもサイトマップは登録した方がいいです。
Googleのウェブマスターツール、Yahooのサイトエクスプローラー。
当然、Bingにもあります。それはWebmaster Centerです。
その登録の仕方の詳細を載せてくれているエントリーがあります。
まずはBingのWebmaster Centerに登録されたエントリーで流れを見てもらって、
その後、Live Search時代に登録までの詳細を記載されているエントリーがありますので、
それを見て頂くと、図解付きで流れを理解できると思います。
基本的な流れに変更はないようですので、
さらにウェブマスターツールやサイトエクスプローラーとほぼ同じなので、
特に迷うことはないと思います。では下記エントリーをどうぞ。
Bing Webmaster Center にサイトマップを登録した – Web
Live Search Webmaster Center(MSN) サイトマップ登録手順図解 – SEO対策 ドットコム
ちなみにWebmaster Centerはこちら。
サイトを作った後、その各検索エンジンに対してする作業ってツールへの登録くらいです。
それ以外の作業は、GoogleでもYahooでもBingでもさほど違いはありません。
引き続き、良質なコンテンツを増やし続けることがSEOの近道です。
内部対策のやり方などはこのエントリーをご参照下さい。
ほとんど情報がないモバイルSEOのまとめ
ちなみにモバイルSEOでもここまでの作業は同じですので、
今回はモバイルSEOの話でもあると思って実践して下さい。
それから最後になりましたがBingに関するこんなエントリーがありました。
BingのSEOを始める前に目を通しておくといいかもしれません。
Bing SEOは、ちょっと待て | 海外SEO情報ブログ・メルマガ
こちらでも書かれてありますが、やはり今後のYahooの動向が気になりますね。