「ほとんど情報がないモバイルSEO のまとめ」に書き忘れた効果的なキーワード対策

By fukumoto - 09/07/17 - このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをFC2ブックマークに追加

前回のまとめエントリーにたくさんのブックマークありがとうございます。
モバイルSEOを自分でやってみようという需要の高さを垣間見ることが出来ました。
どうでしょうか?あのエントリーの内容を実装してみて、実際に順位に変動はありましたでしょうか?
すでに1週間が経過しているので、早い人だともう実感されている頃かもしれません。
まだの人はどうぞ。
 
「ほとんど情報がないモバイルSEOのまとめ」
 
 
さて今回は前回のまとめに書き忘れたことの追記と言いますか、
今まで具体的に書いていなかったSEOに関する項目の、ある1点だけを抽出して進めます。
詳しくない方にも分かるように、書きますのでご安心下さい。簡単です。
 

それは、LSI(Latent Semantic Indexing)と呼ばれています。
 
 
なんじゃそら??
 
 
そう思われるかもしれませんが、心配はいりません。
言葉は難しいですが、難しく考えなくても大丈夫です。
 
要は、サイトの中にターゲットにしているキーワードを埋め込む時に、
ターゲットキーワードだけを入れるのではなく「関連用語」も入れることが重要と言うことです。
 
これはすべてのSEOに言えることで、最近の検索エンジンの動向ではこれ一つでかなり順位に変動がおこります。
ただ、この「関連用語を入れると効果的」って結構聞いたことないでしょうか?
そうです。結構話では聞くのですが、さらっと流れていることが多く、
具体的にどう書けばいいのか、自分で説明のために実際に書いてみてもいいのですが、
わかりやすく説明してくれているエントリーがありましたので、そちらを引用させて頂きましょう。
 
SEOを意識した記事は、こう書く | 海外SEO情報ブログ・メルマガ
 
 
まずは失敗している例から学びましょう。

このサイトは、パスタの総合情報サイトです。
パスタと一口に言っても、いろいろな種類のパスタがありますが、
ここでは、パスタに関するありとあらゆる情報がそろっています。
あなたがパスタに興味があるなら、役に立つこと間違いなし。
今なら、人気のパスタが割引価格で手に入ります。
ちょっと風変わりなパスタも紹介しています。
パスタに関する質問にもお答えします。
パスタパスタパスタ・・・。

 
 
どうですか?パスタがめっちゃでてきてますねー。
「これ「パスタ」じゃなく「サンダル」でもいけますよね。」
このように引用元に書かれてありましたが、確かにいけます!
でも実際何も分からずにSEOを始めた人はこのミスに陥りやすいのです。
キーワードをいっぱい入れる。さらにちょっと知識を付けた人だとキーワード出現率とか言い出します。
メインのキーワードを何個入れるかを考えることよりも、
メインのキーワードと関連するワードがいかに文章と絡められて入っているかが重要です。
 
 
では次にLSIを意識した構成になっている成功例を見てみましょう。 

私は、パスタが大好き。
ピザとかリゾットとか、イタリアン全般が好きなんだけど、やっぱりパスタがいちばんよね。
特にお気に入りなのは、カルボナーラペペロンチーノかな。
週末はイタリア料理レシピ本を見て、キッチンにこもってるわ。
が少し残ってるアルデンテは、茹で方の基本よね。
食品棚には、マカロニリングイネフェットチーネとか、いろんな種類のパスタの他に、トマト缶チーズアンチョビバジルなんかの食材が常にストックしてあるの。
もちろん、オリーブオイルにもこだわってるわ。
コールドプレス製法で作ったRosmarino社の最高級オリーブオイルを使ってるのよ。
手製トマトソースを、たっぷりかけた私の特製手作りスパゲッティは、そこらへんのレストランには負けないくらいおいしいんだから。
料理してるときは、ホント幸せ。
でも、唯一の悩みは、パスタ高炭水化物食品だってこと。
炭水化物の取りすぎは、ダイエットの敵だものね。

 

さっきと比べてパスタ全然出てきてないですね!
しかもユーザー目線で見てもちゃんとした文章を読んでいる感じがする。
 
今回のエントリーでお伝えしたいことはこの2つの違いなんですよ!わかりやすくないですか?
 
このLSI、所謂SEOとしてのテキスト対策を意識的にするのとしないのとでは大きく変わってきます。
そして、SEOの情報を読んで作られたサイトではこれができていないところが多い!
なぜならどういう風に書けばいいのか説明が全く載っていないから!!
前回までの僕のエントリーでもここまで書いていなかったですね。すみません。
ですのであえて補足ということですね。
しかし、実際こういう風に書くことを嫌う人もいます。理由は、
 
キーワードが分散する
 

確かにそう考えるのも一理ありますが、
上記と同じソース元の2年程前のエントリーに書かれてありますが、
Googleは2年前の時点ですでにLSIに関する特許を取っているようです。
Yahoo!も独自のLSIの技術を使っていると書かれてありますね。
 
LSI(Latent Semantic Indexing) | 海外SEO情報ブログ・メルマガ
 
 
これが意味するところから推測すると、
関連ワードを入れるとキーワードが分散するのではなく、それも含めて初めてキーワードになる。
 
関連ワード is キーワード
 
ここ重要です。
上位表示させたいキーワード単品では力をもたないが、
上位表示させたいキーワードに関連するワードを入れて初めて、
そのキーワードが上位表示に値するキーワードになり得るということです。
 
記事が書かれた時から2年経った今、このLSIの精度は遥かに上がってきていると思います。
実際に実験したのですが、それを施策したサイトと施策していないサイトでは上がりの速さが驚異的に違います。
むしろ施策していないサイトはほとんど上がらないです。
だから、キーワードだけを詰め込んではいけない。
分散を恐れず、上げたいキーワードに付随して検索されそうな関連ワードを入れるのです!

いかがでしょうか、大丈夫ですか?
これから自分のサイトを特定のキーワードで上位表示させたい人は、以上内容を踏まえて更新して下さい。
 
これはすべてのメディアへのSEOに言えることです。
例えばブログを書いている人ならば、
本文にちゃんとターゲットキーワードと関連するキーワードを入れて更新する。
これだけであなたのブログはその分野の草分け的存在になれるでしょう。
 

どうぞ、早速今日から実践して下さい。