Starアプリでiウィジェットを作成してみる記事の第1回。
今回は開発環境を構築してみます。
必要な環境
OS : Windows2000/XP(私の環境はXPです。VISTAは未確認)
メモリ : 256MB以上推奨
ハードディスク容量 : 23MB
Java実行環境 Java2 SDK, Standard Edition Version 1.4.2(私の環境はJava SE 1.6)
Star-1.0プロファイル向けiアプリ開発ツール | サービス・機能 | NTTドコモ ←こちらに詳しく載っています。
Javaをインストールする
まずJava開発環境をダウンロードします。
http://java.sun.com/javase/downloads/index.jsp
上記のページからJDK(Java Developers Kit)の最新バージョンをダウンロードします。
また、Javaを開発するにあたり、とても重要なのがドキュメントです。
これを見ながらの開発になると思います。
http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html
次にJavaをインストールします。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。
インストーラが立ち上がりますので、画面にしたがってインストールを進めます。
途中インストール先の指定があります。
こちら初期値のままでインストールして問題はありませんがインストール先は覚えておきましょう。
インストールが終わりましたら次はJavaにパスを通してあげます。
Windowsの場合、環境変数というものがありますので、そちらを設定します。
画面左下のスタートメニュー→(「設定」→)「コントロールパネル」→「システム」と選択します。
ダイアログボックスが表示されますので、「システムの詳細設定」を選択し環境変数を選びます。
ユーザー環境変数・システム環境変数とがありますので、ユーザー環境変数に値を追加します。
JAVA_HOME C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_10 PATH %JAVA_HOME%\bin CLASSPATH .;%JAVA_HOME%\lib\tools.jar
JAVA_HOMEとは環境変数で使用する変数になります。
こちらに先ほどインストールした場所を設定します。
動作確認を行うにはコマンドプロンプトに「java」と入力してオプション説明がでるかで確認できます。
最後にJavaドキュメント圧縮ファイルを解凍し、適当な場所に移して完了です。
iαppli Development Kit for Starをインストール
Starプロファイル向けの開発環境をドコモのサイトからダウンロードします。
iαppli Development Kit for Star-1.0のダウンロード
emuforstar1_0_1_**.zipをダウンロードできますので、展開して\emuforstar1_0_1_03\DISK1\setup.exeを実行するとインストールが開始されます。
処理に従いインストールを進めます。最後に外字の設定を聞かれますがここではデフォルトのままにしておきます。
絵文字を利用されるのでしたらi絵文字をインストールしておくと便利です。
絵文字入力ソフト「i絵文字」
動かしてみる
インストールしたiαppliTool for Star-1.0を起動してみます。
プロジェクト作成ボタンからプロジェクトを作成します。
フルアプリかミニアプリかフルアプリ+ミニアプリか聞かれますのでミニアプリを選択します。
続けてJavaファイル作成を行います。名称はプロジェクト名と同じにします。
これで必要最低限のファイルが自動で作成されますので、ビルドボタンで実行ファイルを作成します。
ビルド処理が成功したのを確認して実行ボタンを押してください。
iウィジェットがエミュレータ上で起動します。
参考サイト
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/java2/install.html
http://www.plusmb.jp/2008/10/24/946.html
http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/iappli/tool/star/