ケータイ専用クローラー
携帯サイトとPCサイトをユーザーエージェントで振り分けて表示させているページは多いですが、
油断してはいけないのはクローラーのユーザーエージェントもしっかりキャッチしてあげることです。
結果的には3キャリアで振り分けていれば、
それに偽装したモバイルクローラーはモバイルページに飛ぶことになりますが、
クローラーのみを意図的にキャッチすることによってこそできるモバイルSEO対策もありますので、
クローラー単体のユーザーエージェントのキャッチ方法をご紹介致します。
とりあえずは、GoogleとYahoo!のクローラーですね。
まずGoogleのクローラーと言えば「Googlebot」ですが、
モバイル版クローラーは「Googlebot-Mobile」です。
Yahoo!のクローラーと言えば「Yahoo! Slurp」ですが、
モバイル版クローラーは「Y!J-SRD/1.0」、「Y!J-MBS/1.0」です。
これらのクローラーをキャッチすることによって、
クローラーを意図的に見せたいページに誘導することができますね。
例えば、Googleモバイルのサイトマップは「mobile:mobile」を挟む必要がありますので、
Googlebot-Mobileがきた時はこのサイトマップへのリンクタグを入れる。
ただし、Yahoo!ではこの「mobile:mobile」が入っているとどういう挙動になるのかはっきりしていないので、
念のためY!J-SRD/1.0が来た時は、「mobile:mobile」が入っていないサイトマップのリンクを入れたりします。
意図的にキャッチすることが、何かしらのモバイルSEO対策に繋がるのであれば行っていて損は無いでしょう。
ケータイクローラーキャッチプログラム
$robot_array = array( 'Googlebot-Mobile', 'Y!J' ); for($i=0; $i<=count($robot_array)-1; $i++){ if( preg_match("/{$robot_array[$i]}/", $_SERVER['HTTP_USER_AGENT']) ){ $robot_flg = '1'; break; } }
これで簡単にケータイクローラーをキャッチできると思います。
あとはここでできた$robot_flgを活用してモバイルSEO対策をして下さい。