モバイルSEO対策!ケータイクローラーのユーザーエージェントをキャッチする

By fukumoto - 09/03/13 - このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをFC2ブックマークに追加

ケータイ専用クローラー

携帯サイトとPCサイトをユーザーエージェントで振り分けて表示させているページは多いですが、
油断してはいけないのはクローラーのユーザーエージェントもしっかりキャッチしてあげることです。
 

結果的には3キャリアで振り分けていれば、
それに偽装したモバイルクローラーはモバイルページに飛ぶことになりますが、
クローラーのみを意図的にキャッチすることによってこそできるモバイルSEO対策もありますので、
クローラー単体のユーザーエージェントのキャッチ方法をご紹介致します。
とりあえずは、GoogleとYahoo!のクローラーですね。
 

まずGoogleのクローラーと言えば「Googlebot」ですが、
モバイル版クローラーは「Googlebot-Mobile」です。
Yahoo!のクローラーと言えば「Yahoo! Slurp」ですが、
モバイル版クローラーは「Y!J-SRD/1.0」、「Y!J-MBS/1.0」です。
 

これらのクローラーをキャッチすることによって、
クローラーを意図的に見せたいページに誘導することができますね。
例えば、Googleモバイルのサイトマップは「mobile:mobile」を挟む必要がありますので、
Googlebot-Mobileがきた時はこのサイトマップへのリンクタグを入れる。
ただし、Yahoo!ではこの「mobile:mobile」が入っているとどういう挙動になるのかはっきりしていないので、
念のためY!J-SRD/1.0が来た時は、「mobile:mobile」が入っていないサイトマップのリンクを入れたりします。
 

意図的にキャッチすることが、何かしらのモバイルSEO対策に繋がるのであれば行っていて損は無いでしょう。
 

ケータイクローラーキャッチプログラム

    $robot_array = array(
            'Googlebot-Mobile',
            'Y!J'
        );
    for($i=0; $i<=count($robot_array)-1; $i++){
        if( preg_match("/{$robot_array[$i]}/", $_SERVER['HTTP_USER_AGENT']) ){
           $robot_flg = '1';
           break;
        }
    }

 

これで簡単にケータイクローラーをキャッチできると思います。
あとはここでできた$robot_flgを活用してモバイルSEO対策をして下さい。