携帯サイト1ページあたりの容量

By nakamura - 09/01/09 - このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをFC2ブックマークに追加

携帯サイトとして作成しているつもりでも、検索ロボットが「PCサイト」として認識する場合があります。
携帯サイトを作成する場合は、「携帯サイト」としての特徴も意識しなければなりません。

携帯サイトを作成したことのある方ならご存知だとは思いますが、1ページに表示できる容量に限界があります。
あまりファイルサイズの大きい写真などをいくつも掲載すると、すぐにサイズオーバーとなってしまい、閲覧できない携帯がたくさん出てきます。
表示容量の上限は機種により違います。少ないものであれば1キロバイト程度が限界のものもあります。
あまり表示能力の低い、古い携帯に合わせるのも問題はありますが、あまりに大きくなると、表示できないのはもちろん、表示できたとしても読み込みに時間が掛かるなど、ユーザーが嫌気をさして見てくれないサイトになってしまう可能性もあります。

検索ロボットも、携帯サイトとPCサイトを判断する一つの要素としてファイルサイズを見ていると言われています。
ロボットが携帯を装ってサイトを閲覧しに来た時に、容量が大き過ぎるページだと携帯サイトとして登録してくれないため、SEO的にかなり不利となります。
また、正しく表示されなかったり、エラーなどで止まってしまっても、もちろん検索エンジンに登録はされません。
閲覧するユーザーの目線で考えても、あまり表示に時間がかかったり、長く通信した揚句に「表示できませんでした」とエラーを表示させるようなサイトでは誰も見てくれなくなります。
PCサイトではあまり考える必要はないものですが、携帯サイトの場合は容量についてもかなりシビアに考える必要があると言えます。