静的ページと動的ページのSEO対策効果

By nakamura - 08/12/12 - このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをFC2ブックマークに追加

サイト制作に関わっておられる方はご存知だと思いますが、サイトには静的なページと動的なページがあります。
 
静的なサイトとは、通常のHTMLで表現されているようなページのことで、HTMLのファイルとして存在しているもののことを言います。 
URLを見ると分りやすいのですが、URLの中に「&」や「?」などのパラメータが含まれていないものと言う事も出来ます。
 
 
一方、動的ページとはその反対。
「&」や「?」、などのパラメータが付いており、システム側で自動的に生成されるページのことを言います。
動的ページでは、ユーザーによって表示する情報を変えたり、ユーザーの動きによっても表示する内容を変えたりすることが可能です。
一般的に、ショッピングサイトなどのように大量の情報を扱っており、常に情報が更新されているような場合に、一つ一つ手動でページを作成するよりも遥かに効率が良いため、用いられています。
 
 
動的ページであるのか、静的ページであるのか。
これはSEOに影響があるかといえば、「ある」と言えます。
しかし、動的ページであってもちゃんと検索結果には表示されます。
検索ロボットについては何度も触れてきましたが、ロボットはリンクを辿ってインターネットの世界を巡回しています。
動的ページの場合、ユーザーの動きによっては無数のページが存在する事になってしまい、検索ロボットの混乱を招きます。
さらに、URLにパラメーターが長々と付いていると、検索ロボットからすればとても認識し辛いものとなってしまうのです。
それらの理由から、ロボットは動的ページについては「一部しか巡回しない」という仕組みになっています。
 
 
では、動的ページをロボットに認識してもらうためにはどうすればいいのか。
まずは、先ほども述べましたが、URLにくっついてくるパラメータを短くします。
ロボットは、「長いパラメータ=複雑なサイト」という判断をするためです。
 
 
さらに、静的なページから動的なページへ直接リンクをはることです。
そうすることで、「動的ページがちゃんと存在している」という認識をロボットに与える事ができます。