Zend_Registryの機能はアプリケーション内で、特定の値を保持するためのコンテナです。
Zend_Registryの特徴は、関係が無いクラス同士でも、特定の値を共有出来きるグローバル変数のようなものです。
用途としては、ＰＣサイト・携帯サイト作成に関わらず、ひとつのサイトで特定の値を何度も使うので、使い回したい時や、
変数の値を一元管理したい。等、使用頻度の高い値をアプリケーション内で使う場合、大変便利です。
今回は、IndexController.phpでZend_Registryに値を登録し、登録したコントローラーとは継承関係の無い
SampleController.phpでZend_Registryに登録されている値を出力します。
IndexController.php
<?php
require_once 'Zend/Controller/Action.php';
class Member_IndexController extends Zend_Controller_Action
{
public function indexAction()
{
//「インデックス名,値」と登録しています
Zend_Registry::set('index',"Registry::setでセットした値");
//SampleControllerのindexアクションを指定しています
$this->_forward('index','Sample');
//インスタンスを取得しています
$registry = Zend_Registry::getInstance();
//hogeをインデックスとし、配列を登録してます
$registry->set('hoge',array('配列を格納','hoge','hoge'));
}
}
SampleController.php
<?php
require_once 'Zend/Controller/Action.php';
class Member_SampleController extends Zend_Controller_Action
{
public function indexAction()
{
//インデックス名に紐づく値を変数に代入してます
$string = Zend_Registry::get('index');
$array = Zend_Registry::get('hoge');
echo$string."<br />";
var_dump($array);
}
}
