携帯サイトを見るための開発環境を整える

By fukumoto - 08/10/17 - このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをFC2ブックマークに追加

前回までで、携帯サイトを作るための基礎知識は学べたかと思います。
今回からはもう少し実践に近い内容で書きます。
 
ただ、実践に近い内容で書こうと思ったのですが、
作った内容を携帯で確認できないことが判明しました。
会社に携帯はあるのですが、自分のはiPhoneなので作っても携帯サイトが見れないんです。
そこで、今回は一度道から外れて、
携帯サイト開発にあたっての、便利なツールを探したいと思います。
 

とにかく実際に開発をしているPCから見る必要があるので、
方法としてはいくつかあります。
 

      1.モバイルシミュレーターを使う方法
      2.汎用のWEBブラウザとプロキシを使う方法
      3.ブラウザそのものの機能やアドオン/プラグインを使う方法

 
簡単な方法はこんなところです。
その中でも、3のブラウザそのものの機能やアドオン/プラグインを使う方法を採用してみます。
Firefoxがあれば簡単なので。
 

Firefoxのアドオン/プラグインが開発者向けにかなり充実してまして、
3の場合もFirefoxで対応できます。
FirefoxのアドオンにUser-Agentを簡単に切り替えられる『User Agent Switcher』というものがあります。
携帯用のUser-Agentは、「我流天性 – がらくた屋」さんのサイトで「User Agent Switcher の携帯用のXML」を公開されているのでそれをimportするだけでOK。
では実際に使えるように設定してみましょう。
本当に簡単でした。
 

      1.User Agent Switcher をFirefoxにインストール

     

      2.User Agent Switcher の携帯用のXMLを右クリック保存でダウンロードします

     

      3.[ツール]メニュー – [ User Agent Switcher ] – [option]から設定ウインドウを表示

     

      4.左の設定をUser Agentsに変更

     

      5.import/Exportの中のチェックボックスは既存のUserAgentsのリストを上書きする時はチェックを入れる。追加したい時は外す

     

      6.importボタンを押して、2で落としたファイルを読み込む

     

これだけです。
後は、[ツール]メニュー – [ User Agent Switcher ]の一覧に出てくる機種名で切り替えるだけです。
スイッチしてからリロードすると切り替わります。 


 
 
携帯になりきって、グーグルに入ってみました。
この方法でエラーが出る場合などの対応の仕方も色々あるみたいですので、
興味のある方は今回の参考サイトなどを掘り下げて見てください。
  


 

あとこの「User Agent Switcher」以外に、
モバイルシミュレータ等があればさらに開発に役立ちますよ。

 
 

参考サイト
 
 
Webデザインのタグ+携帯サイト
http://feed.designlinkdatabase.net/tag/%E6%90%BA%E5%B8%AF%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88.aspx

我流天性 – がらくた屋

http://blog.cgfm.jp/garyu/archives/112

livedoor ディレクター Blog
http://blog.livedoor.jp/ld_directors/archives/51079649.html