携帯キャリアと検索エンジンの結びつき

By nakamura - 08/09/11 - このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをFC2ブックマークに追加

 前項で、2006年(平成18年)に携帯での検索エンジンと概念が日本で開拓されたことをお話ししました。
 これに関して詳しく説明しますと、大手携帯キャリアであるdocomo、au、SoftBankが、それぞれのWebサービスに検索エンジンを導入しました。各キャリアのポータルサイトに検索窓が設置されたり、キャリアのポータル自体が検索サイトのトップページになっていたりと、ユーザーがネットに接続する際に「検索してアクセス」という流れが整備されつつあります。
 実際のアンケート結果でも、サイトの検索方法として「検索サイトから検索」という回答結果が検索サイト提携前であれば23.9%であったのに対し、提携直後では25.8%と短期間に数%上昇しています。
 携帯サイトの検索エンジンが、より高度に、そして正確に進化すればよりたくさんの人が検索エンジンを利用するようになるであろうことは容易に想像ができます。
 
 ここで、現在の携帯キャリア各社と検索エンジン各社の提携関係をまとめておきたいと思います。

キャリア 提携検索エンジン
docomo Yahoo!モバイル/Googleモバイル/ケータイLivedoor/gooモバイル/ixenサーチ/R25式モバイル/F★ROUTE/CROZE!/ケータイBIGLOBE/infoseekモバイル/MSNサーチ/OH!NEW?/Askモバイル
au Googleモバイル
softbank Yahoo!モバイル

 また、各社の検索エンジンの設置状況として、auはWebメニューのトップや待受画面に検索フォームを直接表示するようにしています。SoftBankについては端末の「Y!」ボタンを押下すると、Yahoo!モバイルのトップページが表示され、PCのYahoo!と同様検索フォームが上部に表示されます。
 docomoのみ特殊で、公式のトップページには検索フォームが設置されておらず、階層を下ったところに一覧で表示されるようになっています。