携帯版の検索エンジンは、まだまだ進化の途中にあり、不確定要素も多く試行錯誤の段階と言えます。
2006年(平成18年)、携帯での検索エンジンと概念が日本で開拓されました。出来てからまだ歴史も浅く、文字通り試行錯誤・発展途上の状態にあり、PCサイトのように必要な情報を検索しやすいという状況にはまだ追いついていません。
それに携帯の場合、検索エンジンだけでなく、コンテンツ連動型広告などもあり、そちらも精度の向上や普及も進めています。
また、携帯での検索エンジンのシェアは、各社スタートを切って間もないこともあり、PCのようにYahoo!やGoogleがほとんどを占めている状態とはなっていません。
さらにPCと違って、携帯のオリジナルとしてGPSを利用した検索や、写メを使用した画像認証技術による検索など、興味深いたくさんの技術が開発、利用されています。
以下、現在存在している携帯版の検索サイトと特徴を簡単に記載いたします。
・Yahoo!モバイル
PCでは圧倒的なシェアを握っているYahoo!ですが、ご存知の方も多いかと思いますが、携帯ではSoftBankのすべての機種に「Y!」ボタンが設定され、すべてのユーザーがワンボタンでYahoo!にアクセスできるようになっています。
また、すべてのキャリアにおいても、PCと同様Yahoo!の利用率が他社に比べて高いという数値も出ています。
・Googleモバイル
単純に「検索」という行為を行うことにおいては、非常に便利に整理されており、「PCサイト」「画像」「携帯サイト」「ニュース」等、カテゴリを絞っての検索が可能です。
また、PCサイトを検索した際、携帯用に変換されて表示される機能があるため、PC・携帯の垣根を越えて大変便利な機能と言えるでしょう。
・ケータイLivedoor
こちらもヤフーと同様、ディレクトリ型とロボット型の二つの機能を持った検索エンジンになっています。
・gooモバイル
通常の検索の他、「着メロ」「ブログ」「デコメ」「画像」等のカテゴリで検索することも可能です。
通常検索の後で、カテゴリにて絞り込める機能もあります。
その他、以下のような検索サイトがあります。
・infoseekモバイル
・MSNサーチ
・R25式モバイル
・CROOZ!
・SeafTyy
・F★ROUTE