検索エンジンの種類(ディレクトリ型とロボット型)

By nakamura - 08/09/11 - このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをFC2ブックマークに追加

 検索エンジンは二つの種類が存在しています。ディレクトリ型とロボット型がそれにあたります。また、それぞれに特徴があります。
 ディレクトリ型では、カテゴリなどに応じて人間が直接サイトを登録します。カテゴリは、大カテゴリ・中カテゴリ・小カテゴリ等階層で分かれており、下れば下るほど細かく無数に分けられています。ユーザーからすると、より深い階層まで下ることで目的とするサイトが見つかると言えるでしょう。
 ディレクトリ型の検索エンジンは、人間が自身の目でサイトを閲覧し、カテゴリ分けを行いながら登録をしています。
 人間の目で確認しているため、所謂おかしなサイトや、リンク切れがあるサイト、見るに値しないようなサイト等は排除することができます。
 ただ、人力で行っているため、登録に時間がかかったり、短期間に登録できる数にも限界があると言えるでしょう。
 この種の検索エンジンの代表としてYahoo!が挙げられます。ただ、ディレクトリ型と言っても、現在ではロボット型も取り入れており、両方の機能を持っている検索エンジンとなっています。
 ロボット型の検索エンジンは、人の手が加わっていません。こちらも冒頭に触れましたが、検索ロボット(クローラー)というプログラムが自動でインターネット上を巡回し、サイトを登録しているのです。
 検索ロボットは、休むことなくインターネット上を巡回しているため、人間が行うのとは比較にならない速さで、かつネット上に存在する無数のサイトを全て網羅することが可能なのです。
 しかし、ロボット型にも欠点があります。検索ロボットは人の手が加わることなく自動でサイトを登録しているため、このロボットの動きを把握できれば、検索されたワードに関係のないサイトでも上位に表示させることも可能になってしまうことです。
 全項でも説明しました通り、検索サイトの上位に表示されることが重要とされるため、日々たくさんの人が検索ロボットの動きを分析し、上位に表示させるための研究を行っています。
 ここで「SEO」というワードが登場します。つまり、この検索ロボットの動きを分析し、検索結果の上位に表示されるようにするための方法や手段を「SEO」と呼ぶのです。
 ロボット型の検索エンジンへの対応は、ロボットの分析でよいのですが、やはりYahoo!のディレクトリ型検索エンジン、つまり、各ジャンルやカテゴリへの登録はアクセスアップのための重要な手段だと言えます。圧倒的なアクセス数を誇るYahoo!のカテゴリからサイトを探すインターネットユーザーも多数存在するのです。これが携帯版のYahoo!であれば、さらに重要だと考えられます。